２０１１国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）Ｕ－２０（２０歳以下）ワールドカップ（Ｗ杯）に出場中のＵ－２０韓国代表が６日午前１０時（日本時間）、コロンビアと組別リーグ最終戦を行う。引き分けでも自力で１６強に進出できる。

◇大敗しなければ１６強入り有力

今大会では組１・２位のほか、３位の６チームのうち４チームが１６強に進出する。韓国は１勝１敗（ゴール得失点０）でコロンビア（２勝）に次ぐ組２位。

フランス（１勝１敗、ゴール得失点マイナス１）がマリ（２敗）に勝つという前提で、韓国がコロンビアに勝てば、３カ国はゴール得失点で１・２・３位が決まる。

引き分けた場合、勝ち点が４となり、３位になる可能性が高い。しかしＥ組とＦ組の試合が終わった現在、組３位のイングランド（３組、ゴール得失点０）が３点、パナマが１点であるため、１６強入りは無条件に確定する。

敗れた場合でも１６強進出チケットをつかむ可能性がある。Ｂ組、Ｃ組、Ｄ組の３位のうち１チームさえ上回ればよいからだ。Ｂ組の場合、ポルトガル（２勝）が２位のニュージーランド（２分け）に勝てば、組３位が勝ち点２点以下になる可能性が高い。Ｃ組も組３位が勝ち点２点に終わる可能性がある。Ｄ組は２敗を喫したクロアチアとグアテマラが対戦するが、クロアチアがゴール得失点（マイナス５）で不利な立場だ。コロンビアに大敗さえしなければ十分に予選通過を期待できる。

イ・グァンジォン監督は「コロンビアは個人技が優れた強いチーム。守備の安定を優先してカウンターを狙う」としながらも「必ず勝利または引き分けで１６強入りする」と述べた。韓国が組３位で１６強に進出する場合、Ｂ組１位またはＣ組１位と対戦することになり、強豪とぶつかるからだ。現在ではスペインとポルトガルが有力だ。

組２位になった場合、Ｃ組２位と対戦する。Ｃ組ではコスタリカ（１勝１敗）が２位になる可能性が高い。

一方、北朝鮮は５日に行われたアルゼンチン戦で０－３と大敗し、１分け２敗で予選敗退となった。