ベトナムメディアが自国のサッカー代表が敗れた後、韓国の実力を認めた。また、朴恒緒（パク・ハンソ）監督の人生で最も難しい試合だったと評価した。

試合後、ベトナムメディアのザ・タオは「韓国はとても強かった」とし「スター選手が多い韓国にベトナムは１－３で完敗した。しかし朴恒緒監督とベトナム選手は残り１試合のために最後まで戦う」と報じた。

２４ｈドットコムは「ベトナムは韓国に勝てなかった。韓国は攻撃・守備ともに強く、前半序盤に２得点した。３点目のゴールはベトナムの勝機を奪った」と報道した。続いて「朴恒緒監督の人生で最も難しい試合だったはず」とし「韓国出身の朴監督は祖国を相手にしなければいけなかった」と伝えた。後半２５分のトラン・ミン・ブオンのＦＫについては「ワールドカップスターの趙賢祐（チョ・ヒョンウ）から決めた」と称賛した。

グローバルスポーツメディアのＦＯＸスポーツと英公営放送ＢＢＣはこの日の試合後、「韓国が決勝戦に進出した。孫興民（ソン・フンミン）が兵役免除まで残り１勝」と伝えた。

準決勝の前、ベトナム現地メディアＳＯＨＡは「ベトナムが孫興民を沈黙させようとしている」と期待感を表し「朴恒緒監督は韓国国内では『サルディンク』と呼ばれる。サルククス（米麺、フォー）とフース・ヒディンクの合成語」と紹介した。

ベトナムは２９日、２０１８ジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会の男子サッカー準決勝で李承佑（イ・スンウ、２得点）と黄儀助（ファン・ウイジョ）にゴールを許して韓国に１－３で敗れた。

ベトナムは５試合連続無失点で５連勝し、史上初の準決勝進出という結果を出した。しかし韓国戦では前半に２失点するなど力の差が表れ、銅メダルに挑戦することになった。

ベトナムは９月１日にアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）と３位決定戦を行う。