韓国国防長官が大統領安保特補を批判…「学者の立場で騒ぐようで嘆かわしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.19 08:27
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連総会に出席するために出国した18日、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官が文大統領の統一外交安保特別補佐官である文正仁(ムン・ジョンイン)延世大名誉特任教授を正面から批判した。2人は大統領選挙前から文大統領を支援してきた現政権の外交安保ラインの核心でもある。
宋長官はこの日の国会国防委員会で、文教授について「その方(文教授)は学者の立場で騒ぐような感じであり、安保特別補佐官や政策特別補佐官ではないようで嘆かわしい」と述べた。鄭鎮碩(チョン・ジンソク)自由韓国党議員が「文特別補佐官が核凍結の見返りに韓米連合訓練の縮小を話し、宋長官が斬首作戦に言及したのは不適切だと述べた」と主張すると、このように答えた。また宋長官は「私が入閣する前に1、2回会ったことがあるが、あまりにも自由奔放な人なので『相手にしてうまくいく人ではない』と考え(参謀に)『放っておくのがよい』と話した」と紹介した。