米軍核爆撃機が1年間来ないのは…韓国の要請? 米国の節約?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.28 07:25
米国爆撃機の韓半島(朝鮮半島)展開が最近1年間行われていないという事実が伝えられると、韓国軍当局が米国との事前協議を強調した。韓米両国の意見一致はもちろん、北朝鮮の反発まで考慮してこのような決定が下されたということだ。
27日、韓国軍によると、米軍爆撃機は昨年11月末に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星15型」を発射してから韓半島の上空を飛行したことがない。今年5月、韓米空軍の大規模合同演習「マックスサンダー(Max Thunder)」が行われたとき、B-52爆撃機が投入される計画だったが、両国は南北首脳会談など韓半島の安保状況を考慮して爆撃機投入を取りやめた。大陸間弾道ミサイル、戦略原子力潜水艦とあわせて米国戦略核兵器の3大軸をなす戦略爆撃機に対して、北朝鮮は敏感な反応を示してきた。当時も韓国の要請によってB-52の出撃が取りやめになったという主張が提起されたものの、両国はどちらの必要のためだったかについてははっきりしたコメントを出さなかった。