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【社説】国際秩序の地殻変動を予告するティラーソン米国務長官

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.14 16:33
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エクソンモービルのティラーソン最高経営責任者(CEO)がトランプ米次期政権の外交指令塔に内定したのは破格中の破格だ。世界を動かす米国務長官の席に外交はもちろん、いかなる公職経験もない石油業界の大物が座ることになり、国際秩序が新しい論理に左右される可能性が高まった。

23歳でエクソンモービルに入社したティラーソン氏は41年間にわたり同社に勤務し、海外エネルギー開発に深く関与してきた。この過程で各国の実力者と緊密な関係を結び、特にロシアのプーチン大統領とその最側近イーゴリ・セチン・ロスネフチ(ロシア国営石油会社)社長と親しい。

 
今後、トランプ次期大統領の公公然たる反中政策とティラーソン氏の親露性向が結びつけば、今とは違う世の中になるかもしれない。米国とロシアが手を握って中国を牽制する新しい時代を迎えることになるだろう。これは1970年代に米国が旧ソ連に圧力を加えるために中国と協力したのとは正反対の構図だ。

こうした予想通りに進めば米中関係は急速に悪化し、中間に挟まれた韓国はどちら側に立つのか選択を強要されることになるかもしれない。東アジア内で陣営論理が強まることで南北関係は急激にふさがる可能性が高い。ティラーソン氏の就任後、世界秩序の大きな絵がどのように描かれ、その設計図の一部門である韓半島(朝鮮半島)安保状況がどんな方向に変化するかに我々の生存がかかっている。外交当局が速やかにティラーソン時代を分析して対応しなければならない理由もここにある。

幸い、ティラーソン氏は事業家にしては外交問題に詳しい。ティラーソン氏は権威ある米国のシンクタンク、米戦略国際問題研究所(CSIS)の理事として活動してきた。また、外国で生活した経験も多く、洗練された外交政策を展開する可能性がある。さらにティラーソン氏はトランプ氏とは違い、自由貿易主義を重視するという点も忘れてはならない。ティラーソン氏はこのような立場を何度か表している。ティラーソン氏が交渉に優れた事業家出身であることを十分に活用し、我々は韓米自由貿易協定(FTA)から不利に改定されないよう注力する必要がある。

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