<インタビュー>単一民族は幻想、韓国も神話から抜け出さなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.06 09:00
「民族という概念は長く存続しにくいものだ。アジアの人口は高齢化しており、韓国にも多文化家庭が増加している」。
米コーネル大学のベネディクト・アンダーソン名誉教授(79)の話だ。彼は民族主義の本質を取り上げた本『想像の共同体』(1983)の著者だ。9月開館予定の国立アジア文化殿堂文化情報院で主催したビジョンフォーラムのために光州(クァンジュ)を訪れた。3日に始まったフォーラムで「後期民族主義、国家、市民権、移住に対する考察」という題名の基調提案をした。フォーラム後に彼と会った。
――著書出版から30年余りが流れた。依然として民族は実体のない、想像の共同体なのか。