「イシュー一つで支持率揺れる…韓国大統領選はダイナミック」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.10.02 14:53
「韓国の選挙はありふれた話をいつも同じ形でする。長い演説をして拍手を受けて…。米国の選挙に比べて面白さが落ちる」。
セヌリ党青年疎通会「赤いパーティー」でボランティア活動をするチェ・ジンボムさん(26)は、大統領選を控えた韓国の選挙運動の雰囲気について、「退屈で、投票権がない人には関心がほとんどない」とし、このように話した。チェさんは中学3年の時、一人で米国に渡って高校を卒業し、ワシントン大で政治学を専攻した。高校時代から政治に関心を抱き、03年には米ウェストバージニア州知事選などでボランティア活動をした。州知事選挙運動当時は友人と音楽バンドを組み、ボランティアメンバーとして参加した。当時チェさんが感じたのは、選挙というよりも祭りの雰囲気だった。チェさんは「大学生が遊説場の周辺で食べ物を作って売ったり、住民が私たちの公演に合わせて踊りながら一つになった」と振り返った。韓国の社会問題に関心が多いというチェさんは6月に帰国し、セヌリ党でボランティア活動をしている。「韓国の大統領選挙をもう少し近くで見るため」と説明した。