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【社説】ソウル核安全保障サミットの成果と限界

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.28 11:07
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世界には1600トンの高濃縮ウランと500トンのプルトニウムなど12万6000個以上の核兵器を作ることができる核物質が散在している。こうした物質が間違って管理され非国家団体の手に入りテロに悪用されることを防ぐため各国首脳が集まり対策を議論する場が核安全保障サミットだ。オバマ米大統領の主導で2010年にワシントンで初めて開催され、2回目の会議が26~27日にソウルで開かれた。53カ国の首脳と首脳級首席代表、4つの国際機関トップが参加したソウル核安全保障サミットは、ワシントン会議で提示された包括的課題を実践案として具体化する所期の成果を上げたと評価される。

閉幕に合わせて発表された「ソウルコミュニケ」には兵器級核物質を除去したり最小化し、原子力施設に対する物理的保護を強化することと、核物質の違法取引を遮断するための具体的行動計画が含まれている。宣伝的性格にとどまった第1回会議の結果がソウル会議を通じてより具体化されることにより核テロ防止という目標に一歩近づくことになったものといえる。核物質を縮小したり廃棄して、縮小と廃棄を約束する国が増えている点も意味ある進展といえる。サミット参加国は2013年まで自発的な核物質縮小と廃棄努力を続けることで核兵器数千個分のHEUを縮小することにした。

 
オバマ大統領が提示した「核のない世界」のビジョンは核安全だけでは実現されにくい。核保有国の核軍縮とともに核兵器拡散を防ぐ非拡散努力の3つが同時に並行されなければならない。核軍縮と非拡散問題を差し置いてただ核安全問題だけを扱うのは核安全保障サミットの根本的限界だ。合意結果が法的拘束力を持てない点も問題だ。核物質縮小や廃棄の約束も各国の自発的履行に依存するほかないという点から、結局重要なのは言葉ではなく実践だ。

それにもかかわらず、韓国が主要20カ国(G20)首脳会議に続き国際安保分野で世界最大の首脳会議を主管し大きな問題なく終えたことは韓国の国際的地位と外交力を一段階アップグレードした貴重な成果と記録されるだろう。

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