日本の卓球天才少女伊藤美誠（１５）が五輪卓球歴史上最年少メダリストになった。

伊藤は１７日に行われたシンガポールとの女子卓球団体３位決定戦で日本の３－１での勝利を導いた。ゲームスコア１－１で行われたダブルスの試合で伊藤は福原愛（２７）と息を合わせジョウ・イーハンとユ・モンユのペアをセットスコア３－１で破った。

世界ランキング９位の伊藤はまた、第４試合のシングルスで世界４位のフェン・ティアンウェイに３－０で完勝しゲームを終わらせた。彼女の活躍に熱狂したファンは割れんばかりに「伊藤！伊藤！」と叫んだ。

２０００年１０月２１日生まれの伊藤は満１５歳３００日となる日に五輪メダルを獲得した。２００４年アテネ五輪で中国の郭躍の五輪卓球最年少メダリスト記録の１６歳３４日を３カ月縮めた。満１４歳だった昨年、国際卓球連盟（ＩＴＴＦ）ワールドツアー個人シングルスで最年少優勝をおさめた伊藤はリオ五輪銅メダルを契機に世界的なスターになる基盤を用意した。伊藤は「緊張しないで試合をした。この瞬間を待っていた」とし、「家に帰ったら家族とファンにメダルを必ず見せたい」と話した。