漂流の北朝鮮住民、政府の対策が180度転換した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.18 11:25
#2008年2月8日 延坪島(ヨンピョンド)付近の海上。北朝鮮住民22人(女性14人、男性8人)が小型ゴムボート2隻に乗り北方限界線(NLL)を越え南側に漂流。
#2011年2月5日 延坪島付近の海上。北朝鮮住民31人(女性20人、男性11人)が木造船に乗りNLLを越え南側に漂流。
3年を挟んで旧正月連休期間に起きたよく似た北朝鮮住民漂流事件だ。どちらもカキや貝を採取する漁民たちだ。しかし彼らを処理する方法には明確な違いがあった。2008年当時、政府は北朝鮮がなにも言わないうちに住民を送り返した。そうした事実が後に明るみとなり、「亡命しようとした住民を送り返した」という批判まで浴びた。