南北韓海軍艦艇が１０日午前１１時２８分ごろ、西海（ソヘ・黄海）大青島（テチョンド）隣近海上で銃撃戦を展開したが、幸い韓国側には死傷者はいなかったと政府高位消息筋が伝えた。

消息筋はこの日「北朝鮮警備艇がＮＬＬ（北方限界線）を越えて来て韓国海軍が警告射撃をしたが、これを無視して南下し続けたため撃破射撃を加えた」とし「北側も対応射撃をしたようだ」と述べた。

続いて「交戦過程で韓国側に死傷者は出ておらず、北側艦艇は半破して北朝鮮に引き返した」とし「海上には韓国漁船が９隻あったが、すべて安全地帯に移動した」と説明した。

２００２年６月２９日、西海延坪（ヨンピョン）島海上でも北朝鮮海軍艦艇の南下で第２延坪海戦が発生し、尹永夏（ユン・ ヨンハ）少領ら６人の戦死者と１９人の負傷者を出している。

第２延坪海戦は参加政府時代「西海交戦」と呼ばれたが、李明博政府が始まってからは「延坪海戦」と名称が変わった。


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