米国と中国がシェールガス市場で決闘(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.14 13:11
中国最大の石炭開発会社神華グループは5日、米デンバーに本社を置くECAと組んで合弁会社を設立した。米ペンシルバニア州グリーンカウンティにある25カ所のシェールガス鉱区を開発するためだ。神華グループは9000万ドルを投資し、ECAは運営を担当する。神華グループは声明を通じ、「今回の投資で大きな収益を得ることは期待していない。シェールガス開発に必要な先進技術を習得するのが主な目的だ」と明らかにした。
中国は世界最大31兆5733億立方メートルの埋蔵量を誇るが、シェールガスを見つけても採掘する技術が不足している。そこで北米の探査開発専門企業を買収することに力を入れている。昨年中国石油化工集団(SINOPEC)は22億ドルを投じて米国のシェールガス開発会社デボンの株式を取得した。中国海洋石油総公社(CNOOC)はカナダのネクソンを151億ドルで買収した。これら企業が持っているシェールガス探査開発技術が攻略対象だ。