イスラエル元首相「韓国は中国に勝つより得意な分野に集中を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.29 15:30
スマートフォンや自動車など主力産業の危機、株価暴落など最近の韓国経済は悪材料が続いている。朴槿恵(パク・クネ)政権当時に注力したスタートアップ創業の雰囲気も弱まっている。しかし研究開発(R&D)投資で韓国と世界1、2位を競うイスラエルは違う。企業の買収・合併の70%は外国系企業を通じて行われ、グローバル企業のR&Dセンターも次々と入ってきている。
イスラエルを「スタートアップ国家」にした主人公といえばエフード・オルメルト元首相(73)がまず挙げられるだろう。オルメルト氏はイスラエルの第12代首相(2006-2009)としてスタートアップへの海外投資誘致とR&D支援を積極的に進め、イスラエルの創業を一段階高めたという評価を受ける。2009年に首相から退いた後にも自分の名前を入れたコンサルティンググループを設立し、スタートアップの育成に忙しい。