<南北会談>牡丹峰楽団団長、軍服でなく紺のスーツ姿で出席…ブランド品推定バッグも
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.16 11:21
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)への北朝鮮芸術団派遣問題を議論するための南北実務協議が行われた15日午前10時の板門店(パンムンジョム)。北側地域の建物の統一閣に南側代表団が入ると、北側代表団が握手をしてきた。北側代表団の2番目、すなわち次席代表として立っていた人物は、今回の南北代表団のうち唯一の女性である玄松月(ヒョン・ソンウォル)牡丹峰(モランボン)楽団団長だ。北朝鮮が玄松月氏を次席代表に指名したのは、彼女に対する金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の信頼がそれだけ厚いという証拠だ。
玄松月氏の一挙手一投足は南側で関心の対象だ。玄松月氏もこれを意識したかのように服装にも気を配ったのが分かる。衣装には膝下までくる濃紺のスカートスーツを選んだ。人民軍大佐の玄松月氏は普段、公開的な席では軍服姿だが、協議に出席したこの日はスーツ姿だった。濃いアイラインに唇の化粧は薄いピンクで自然な演出をした。肩の線を越える長い髪は半分だけ束ね、前髪は右側に下ろしていた。スーツのジャケットには同じ材質の花の装飾と共に金日成(キム・イルソン)主席・金正日(キム・ジョンイル)総書記のバッジを付けていた。