朴槿恵大統領は沈黙…青瓦台「民心謙虚に受け止める」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.11.13 12:11
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は12日に首席秘書官が全員出勤した中で、韓光玉(ハン・グァンオク)大統領秘書室長主宰でろうそくデモ対策会議を開いた。青瓦台関係者は、「国民の厳しい思いを受け止め謙虚に民心を聞くという立場には変わることがない。法で保障された市民の権利を保障し、速やかに政局を収拾する案を議論した」と明らかにした。
ソウル・光化門(クァンファムン)広場など市内各地に100万人が集まり「大統領退陣」を叫んだが、朴槿恵(パク・クネ)大統領は特別な立場を示さず沈黙した。ただ前日に鄭然国(チョン・ヨングク)報道官を通じ「セウォル号事故当日に整形手術を受けたという疑惑は事実ではない」と釈明したことをめぐり、「大統領本人に対する疑惑に釈明を出したのはそれだけ大統領に向けられた民心が厳しい状態であることを知っているという意味ではないか」との解釈が周辺から出た。