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【コラム】北朝鮮崩壊論は幻想(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.26 11:17
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「北朝鮮を崩壊させる」のはどうか。我々には戦争のほかに手段がない。戦争は国民も反対し、戦争遂行にその支援が必須の米国も軍産複合体を除いては韓半島の戦争に再び介入する事態を望まないだろう。さらに中国がいる。戦争は明確に北朝鮮の金氏世襲王朝の終末をもたらすだろうが、それが韓国が北朝鮮を吸収する統一を意味する限り、中国は北朝鮮の崩壊を支持も座視もしないだろう。中国にとって北朝鮮は米中対決構図の中の緩衝地帯であり、なくてはならない戦略的価値が大きい存在だ。

「北朝鮮は崩壊する」も非現実的であり「北朝鮮を崩壊させる」も非現実的である限り、ソウルとワシントンのコラプシスト(Collapsist=崩壊論者)の北朝鮮崩壊論は希望事項に根拠を置いた幻想にすぎない。金正恩除去が自動的に北朝鮮体制の崩壊を意味するわけでもない。そして北朝鮮体制の崩壊が自動的に韓国による吸収統一につながるわけでもない。国連の介入という手続きが残っている。24日に米国務長官ジョン・ケリーと中国外相の王毅がワシントン会談で、北朝鮮の鉱物輸出を含む北朝鮮の対外貿易制限や空軍機が使用する燃料供給の中断など国連史上最も強力な対北朝鮮制裁決議に合意したのは、北朝鮮の運命は我々の手でなく米国と中国の手にかかっていることを意味する。北朝鮮貿易の90%は中国が相手で、このうち重要な輸出品は鉱物資源だ。中国が王外相とケリー長官が合意した対北朝鮮制裁を持続的に実行すれば、金正恩は長く持ちこたえることはできない。核モラトリアムカードを持って自ら交渉テーブルに出てくるしかない。したがって我々の対北朝鮮政策は流れる雲をつかむような北朝鮮崩壊論よりは、米国と中国の対北朝鮮政策の確実な協調を実現・持続させることに焦点を合わせる必要がある。

 
金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題論説委員

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