「韓国東レ、2020年に売り上げ6兆ウォンを目標」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.10 09:30
韓国東レグループの李泳官(イ・ヨングァン)会長が6年ぶりに取り戻した東レケミカルを先端素材会社として育成するというビジョンを出した。李会長は9日、ソウル市内のホテルで、「韓国東レを2020年に売り上げ6兆ウォン(約6017億円)、営業利益6000億ウォンの会社に成長させる」と明らかにした。
繊維事業で成長した日本の東レは1972年にサムスンと組んで第一合繊を設立した。その後系列分離と通貨危機などを経て第一合繊は2008年に東レ尖端素材(旧東レセハン)と熊津(ウンジン)ケミカルに分割された。昨年資金難に陥った熊津グループが熊津ケミカルの売却を決めると東レが買収戦に参入した。そして今年2月に買収に成功し再び同じグループになった。