潘基文氏、重責を受諾して「解決が容易ではなく、時間がかかる問題」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.21 17:10
潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は21日「粒子状物質が難題なので汎国家的機構を引き受けることに決心した」と明らかにした。
潘前総長はこの日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問した後、春秋館で行われた記者会見で「政界は粒子状物質問題を政治的利害得失でアプローチしてはならない。粒子状物質は理念も政派も問わず、国境もない」としてこのように話した。彼が青瓦台記者室がある春秋館ブリーフィングルームの檀上にあがったのは盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府大統領外交補佐官時代以降初めてだ。文大統領が就任後、潘氏に会ったのは2017年9月以降1年半ぶりだ。
これに先立ち、文大統領は粒子状物質問題の解決に向けた汎社会的機構を構成して潘氏に委員長を任してほしいという正しい未来党の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)代表の提案を受け入れ、潘氏はノ・ヨンミン秘書室長の直接的な要請で受諾したことがある。