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俳優チャン・ドンゴン、スクリーンカムバック 「韓国銀幕界のマイナスの手」から脱出?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2016.06.28 11:20
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俳優チャン・ドンゴンは新しい映画で「韓国銀幕界のマイナスの手」から抜け出すことができるだろうか。

チャン・ドンゴンが映画『泣く男』(2014)以降、2年ぶりに映画界で活動を始めた。俳優リュ・スンリョンと共演した映画『7年の夜』(仮題)に続き、映画『VIP』(仮題)のキャスティング候補に上がっている。映画『ブラザーフッド』以降、これといったヒット作に恵まれていなかったチャン・ドンゴン。認知度や人気に比べて唯一映画の興行運が伴っていなかった彼の新しい映画とその成績に関心が向けられている。

 
『泣く男』は累積観客数は60万3093人に終わった。惨敗だった。以前の作品も興行運に見放されていた。『危険な関係』は29万人を記録した。『マイウェイ 12,000キロの真実』は214万2670人を記録したが、損益分岐点を越えるにはまったく及ばない数値だった。製作費300億ウォン(約26億円)をかけてつくった大作だったので、損益分岐点を越えるには1000万人の観客を動員しなければならない映画だった。その半分にも達することができていない成績といえる。

チャン・ドンゴンが『ブラザーフッド』以降に撮影した映画は計7本だが、このうち損益分岐点を越えて興行に成功した映画は『グッドモーニング・プレジデント』(258万人)だけだった。『決闘の大地で』(43万人)、『PROMISE 無極』(79万人)は100万人にも及ばず、損益分岐点が600万人と予想された『タイフーン/TYPHOON』(347万人)も400万人を超えることができなかった。

チャン・ドンゴンは『泣く男』以降、約2年ぶりに撮影する新しい主演作で興行俳優のタイトルを手に入れることができるだろうか。原作がある『7年の夜』と、『新世界』と『大虎』のパク・フンジョン監督の次期作『VIP』が『ブラザーフッド』に続くチャン・ドンゴンのヒット作になりうるのか関心が集まる。

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