【コラム】米国の韓国理解を深化させよう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.11 08:41
しかしこうした大きな絵で一つ重要な要素が不足する。韓国に対する米国の理解で重要なのは「韓国の人々が韓国について何を言うか」でなく「米国の人々が韓国について何を言うか」だ。次のような質問をしてみよう。米国と世界で韓国に対する政策決定者の意見を主導する人たちは誰か。韓国の政治・経済・社会に対するグローバルメディアの報道を形成する人たちは誰か。韓国に対する世界人の思考を代弁する人たちは大学の助教授・副教授、シンクタンク所属の研究者、企業の重役、言論人だ。
我々は米国と欧州で韓国を代弁する次世代オピニオンリーダーを養成するために「ネクストジェン(NextGen)」というプロジェクトを遂行している。プロジェクトに参加した教授はほとんどが30代だ。全員が韓米政策事案を扱う専門家というわけではない。