核利用の権利vs核のない世界…韓米交渉、今回は妥結するか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.16 11:31
核拡散防止条約(NPT)模範加盟国として原子力を平和的に利用する権利を得なければならない朴槿恵(パク・クンヘ)大統領。「核兵器がない世界」を叫び2009年にノーベル平和賞を受賞した米国のオバマ大統領。
両首脳の立場が相反している韓米原子力協定問題は、外交界では「ゴルディウスの結び目」と呼ばれる。アレクサンドロス大王が刀で切ったという伝説の結び目ほど大胆な方法を使わなければ解けない問題という意味だ。
ともすれば韓米同盟の信頼まで傷つけかねないという指摘が出ている敏感な懸案である「韓米原子力協力協定改正交渉」がワシントンで16~17日に行われる。1973年3月19日に発効した韓米原子力協定は来年3月19日で満了する。協定完了日まで1年も残っていない。外交部は15日「朴魯壁(パク・ノビョク)韓米原子力協定改正交渉担当大使と米国務省のアインホーン特別補佐官を双方の首席代表とする首席代表交渉をする予定だ」と明らかにした。