仁川(インチョン)自由公園内にあるマッカーサー将軍銅像の撤去を主張してきた一部の在野団体の動きが、これまで以上に組織化されており、憂慮される。 終わりのない座り込みとデモはもちろん、最近は「戦争狂マッカーサーの銅像は歴史の中に埋めてしまうべき」というある教授の寄稿に続き、「マッカーサー将軍は虐殺者」という歌まで広まっている。 11日の集会では「占領と虐殺の象徴であるマッカーサー銅像は近いうちに撤去されるはず」と叫んだという。
彼らの言動を見ると、まさに「いまやわれわれの時代」というような‘眼下無人’である。 国民の意見に耳を傾けず詭弁を並べている。 彼らはマッカーサー将軍を「好戦論者」「帝国主義の象徴」「占領軍の怪獣」と呼んでいる。 しかしこれは事実関係の歪曲はもちろん、南側の正統性を傷つけようとする悪意的な宣伝扇動にすぎない。 「好戦論者」は奇襲南侵した金日成(キム・イルソン)であり、「帝国主義」といえば、このような金日成を支援したソ連が標本ではないだろうか。