<インタビュー>ソフトバンクに買収された英国半導体CEO「孫会長は先駆者」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.11 11:32
CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が開幕した5日(現地時間)、米ラスベガス・コンベンションセンター・サウスホール。英国の半導体設計会社ARMのブースには展示空間そのものがなかった。
扉がついた非公開会議空間が4、5室設けられていただけだ。ブース全体の大きさは100平方メートル(33坪)ほどになるだろうか。最大規模を誇ったサムスン電子展示館(2600平方メートル)はもちろん、ある程度名の通った中堅企業のブースよりも小さかった。
果たして同社が昨年ソフトバンクに320億ドル(約3兆7000億円)で買収され、情報技術(IT)業界を沸き返らせたその会社なのか。だが、サイモン・シガース最高経営責任者(CEO)は自信にあふれていた。「われわれには展示場はないが、ほとんどの会社が当社の技術を土台にした製品を展示している。CESに来るたびに満ち足りた気持ちになる」