주요 기사 바로가기

【コラム】市民革命元年、朴正熙と決別しよう=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.14 15:02
0
私たちは朴正熙(パク・チョンヒ)と別れる準備ができているのか。朴槿恵(パク・クネ)大統領は民心と国会で弾劾されたが55年前にクーデターで執権した朴正熙が築造した画一的な国家主義のアンシャン・レジーム(旧体制)は現在進行形だ。利己的な欲望と喪失の恐怖が交差する混沌の境界では良心と正義の代わりに服従と妥協を選択するよう誘惑する朴正熙パラダイムが例外なく作動している。朴正熙は難攻不落だった。彼と戦った生前の金槿泰(キム・グンテ)は「韓国のどの大統領も18年という無限大の政治的時間を持って死んだ朴正熙にはとうてい勝つことのできない戦いを挑まなければならなかった」とした。

大統領・朴槿恵の誕生は、1789年フランス大革命以降に誕生した共和国の時計の針を叔父に続いてもう一度帝政に引き戻そうとしたルイ・ボナパルトの退行的な権力掌握を21世紀の韓国に再現した政治的事件に喩えることができる。ルイ・ボナパルトは無能だったが、伯父ナポレオン(DNAの検査結果では血縁関係ではないとされる)に対する大衆の郷愁を武器に、1848年2月革命直後に大統領に当選した後、伯父のように親衛クーデターで皇帝になった。独裁に幕が引かれた後、民主化以降の鈍臭い意志決定と低成長に疲れかけていた時期に、高度成長を導いた朴正熙式“快刀乱麻”のリーダーシップを発揮してくれるだろうという大衆の期待は、朴槿恵の政治家としての素質を厳正に点検することなく彼女に権力を握らせることになった。

 
朴槿恵が大統領選候補時代に「これからは父のことは忘れてほしい」と約束したことさえ守っていたなら、嘲笑の中で退場したルイ・ボナパルトの前轍を踏みはしなかっただろう。だが、彼女は不通の塀を張り巡らし、秘線実勢(陰の実力者)崔順実(チェ・スンシル)と共同政権を運営して民主主義と国民主権を侮辱した。マルクスは『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』の中で、叔姪の執権に対してヘーゲル式表現を借りて「歴史は繰り返される。一度目は悲劇として、二度目は茶番劇として」と書いた。父女の浮沈に対しても適用される冷ややかな文章だ。

民主主義が退行して共同体が崩れる、出口のないアポリアの状況を打開したのは、朴正熙・全斗煥(チョン・ドゥファン)の銃刀ではなく軟弱なろうそくを持って広場に出て、未知の運命に身を任せた名誉市民だった。政治学者であるイム・ヒョンバク高麗(コリョ)大教授は彼らのことをアイデンティティの異なる異質な市民を意味する多衆(multitude)と規定した。一つの共同目標を共通分母として持つものの、多種多様な目標を達成するために行動するという点で、産業化時代の大衆(mass)とは異なるとしている。このような転換を成し遂げた市民の集団知性は無能な政界に懲罰を与えつつ、朴正熙パラダイムとの決別の先頭に立つ「後天開闢」前夜の状況を主導している。


【コラム】市民革命元年、朴正熙と決別しよう=韓国(2)

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP