<北朝鮮4次核実験>疑問点6つ…(3)どうやって放射性物質を捕集?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.08 11:44
政府が北朝鮮の水爆実験に対する精密分析作業に入った。原子力安全技術院は7日、「今日未明から東海(トンヘ、日本海)上で移動式捕集器を艦艇に搭載して放射性物質捕集作業をしていて、1次分析は今夜から始まる」と明らかにした。放射性物質の捕集に成功する場合、結果は8日午前に出る予定だ。
専門家によると、水爆実験確認のためには大気に放出された核種を捕集しなければならない。情報当局者は「北が主張する水爆実験の場合、ヘリウムやリチウムガスを大量に排出する」とし「このガスが多く捕集されれば水爆実験である可能性が高い」と説明した。キセノンやクリプトンを捕集する場合、プルトニウムを使ったのか高濃縮ウランを動員したのかを知ることができるという。自然状態ではほとんど存在しないキセノンの比率が高い場合はプルトニウムを、クリプトン成分が多ければウランの使用を推定できる。政府関係者は「核実験で発生したガスが外部に出た場合、2-4日後に探知できる」と述べた。