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【BOOK】日本の人気漫画家の勧め「一日でもスケジュールのない日を…」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.31 13:20
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本『銀座缶詰(韓国題「ある日ふと大人になりました)』

益田ミリ著/クォン・ナムヒ翻訳

 
出版:イボム社/216ページ

価格:1万2000ウォン

益田ミリは日常の漫画家だ。彼女が描く漫画の中には美しい主人公が出てきてシンデレラになる空想はない。私たちが生きている今日をいつも短く描き出すが、その響きは長い。著者は独身女性すーちゃんが主人公の『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』のような「すーちゃんシリーズ」で30代女性の人生を繊細に描写して人気を呼んだ。「日本女性の精神的支え」という別称まで得たほどだ。

最近の作『夜空の下で』の主人公は、宇宙の中で生きているとても小さな人間だ。エピソードの1つを読んでみると、夜遅く退勤した母親はあたふたと保育園から子供を連れて出る。星がぽつぽつ浮かび上がった中を子供と手を握って家に帰る道で、子供は尋ねる。「星が空から落ちたらどうするの?」。ママは「走って逃げて」と答える。そして付け加える言葉。「いつでも逃げる時は、振り返らなくてもいいの。生きているのが重要なのだから」。

平凡な日常を描き出しながらも、じんわりと伝える力がある彼女の一日が気になった。エッセイ集『銀座缶詰』を通じてみた著者の一日は漫画と似ていた。仕事のためのミーティングをして、節電をするために努力して、友人と深夜のマートショッピングをして、カフェでケーキを食べて…。誰かの人生に上書きするとしても、驚くべきことがない平凡な一日。それでも彼女の漫画のように、その人生を振り返ってみようとするのは「考える力」にあった。

著者は考えることも多く疑問も多い。1人で考えることを重視して、カレンダーにはあらかじめ「スケジュールを入れない日」をつくる。そうして「時間というものはよどみなく流れるが、しかし自ら作ることもできる」と言ってくつろぐ。40を超えた独身女性として生きるということを話す時も率直だ。「もう誰も将来の希望は何かと尋ねないけれど、大人になっても将来はある」として友人と花火大会の日程を確認するかと思えば、デパ地下でイカの天ぷらを買って、押し寄せる孤独について若かった頃に戻れない無力感のためだとさっさと定義する。

著者は肯定的な人だ。彼女が自身の性格の中でも気に入っている部分はこうだ。「1つの仕事に失敗しても、私の全てがでたらめだとは思わない」。著者はこうした信頼があって倒れないようだと言った。著者の漫画が現代人のためのヒーリング漫画と呼ばれるようになったのは、このような信頼のおかげであろうか。著者が自転車に乗って行きながら隣の人が話しかけてくれた「愛情のこもった一言」を思い出して「私は大丈夫だ!」と言うのを見ると一緒に「私も大丈夫だ」と言いたくなる。

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