<核サミット>“小さな成功”あるも韓国は北朝鮮効果を避けられず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.28 09:03
「漠然とした結論だが、小さな成功だ」。27日に閉幕したソウル核安全保障サミットに対する専門家らの評価だ。‘漠然’というのは、「各国が2013年末までに核物質を除去・削減するための自発的な措置を取ることにした」という部分だ。李明博(イ・ミョンバク)大統領は自発的という点で偽りはないだろうと説明したが、約束履行を強制する手段がないのが現実だ。
李大統領は「首脳(7カ国)は民需用高濃縮ウラン(HEU)の除去または削減計画を明らかにした」と述べた。各国がどれほど削減するかは言及しなかった。今回の会議に核物質専門家ワーキンググループ(FMWG)代表として出席したキム・ドゥヨン・ワシントン軍縮不拡散センター副局長は「FMWG代表らは今回の会議を‘小さな成功’と評価している」とし「2013年(核物質廃棄)期間の設定が漠然としているという批判もある」と述べた。