「安倍首相、歴史問題で謝罪を」…米議員25人が連判状
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.25 07:47
米共和・民主両党の下院議員25人が23日(現地時間)、安倍晋三首相に対し、過去の歴史を謝罪した村山・河野談話を継承するよう促した。ロイス下院外交委員長、ホンダ議員ら25人はこの日、こうした内容の連名書簡を佐々江賢一郎駐米日本大使に送った。
安倍首相の米国訪問を3日後に控えて伝えられた書簡には、これまで韓日の過去の問題に距離をおいてきた共和党からも議員8人が加わり、民主党所属の17人とともに名を連ねた。これは昨年6月に日本の河野談話見直し方針を批判する書簡に署名した下院議員18人よりも多い。
議員らはこの日の書簡で、「我々は安倍首相が歴史を直視し、村山談話と河野談話を公式的に再確認して認めることを促す」と明らかにし、過去の歴史を謝罪した1995年の村山談話と慰安婦強制動員を謝罪した1993年の河野談話を取り上げた。議員らは「米国のアジア再均衡(リバランス)政策は重大な時期を迎えている」とし「我々は米国・日本・韓国の協力強化が、アジア・太平洋地域と国際社会の平和・繁栄に核心的な役割をすると強く信じている」と指摘した。続いて「安倍首相が米国訪問を通じて歴史問題を扱うことで、治癒と和解の基礎を用意することを望む」と明らかにした。