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【コラム】北朝鮮非核化vs韓半島非核化(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.05 15:41
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北朝鮮非核化か韓半島非核化かは用語上、最善か次善かという私たちの問題にすぎず、本質的な問題ではない。核兵器がない韓国としては、韓半島非核化にしても北朝鮮非核化にしても非核化なら受け入れられるはずだ。中国が一度も使ったことがなくて、今後も使わない「北朝鮮非核化」という用語が、共同声明と習主席の口から出るかもしれないと期待したのは、最初からあまりにも純粋すぎたか、中国の戦略的利害に対する理解不足によるものだ。中国は今回の首脳会談で、少なくとも北朝鮮非核化については新たな約束をしなかった。韓半島非核化と6カ国協議の枠を利用した対話を通じて、問題を解決するという立場だけを繰り返した。このため朴大統領の訪中成果を北朝鮮非核化にだけ合わせて考えれば、満足できないかもしれない。しかし中国は韓半島非核化に対する意志を明確にした。北朝鮮の3度目の核実験後に変わった中国の立場を反映したのだ。朴大統領の訪中成果は、それが韓半島に及ぼす変化を基準に評価されなければならない。韓半島問題が大きな転換点を迎えた時期に、朴大統領が中国の新しい指導者に会い、戦略的協力パートナー関係の軌道を敷き、テレビ会見と公開演説で中国国民に近づき、韓国大統領と韓国に対する中国人の友好的な情緒を最大限に高めて拡張したのは、首脳外交で期待できる最高の成果だ。韓中首脳会談の前後に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が急いで側近を中国やロシアに送ったのも、韓中首脳会談と6月初めの米中首脳会談で中国の韓半島非核化意志が繰り返し強調されたからだ。韓中首脳会談は韓米、米中首脳会談とともに韓半島問題の解決のための韓米中3角協力体制の核心軸だ。対中外交を強化・多角化し、首脳会談の概念的合意を「現実」にすることが重要な課題だ。

北朝鮮の3度目の核実験と長距離ミサイル発射後、私たちにとって北核はよりいっそう差し迫った問題となった。北朝鮮を非核化のための対話の枠に引き込むことが重要だ。米国の対北朝鮮戦略的忍耐に安堵している場合ではない。2012年の朝米間の2・29合意を強化・補完する条件で北朝鮮と対話するという米国の構想が実現するよう、積極的に協力する必要がある。2・29合意で北朝鮮は核実験と長距離ミサイル発射とウラン濃縮活動を中止し、国際原子力機関(IAEA)の査察を受けると約束した。それは北朝鮮がすべての核兵器と核計画を放棄すると約束した6カ国協議の9・19共同声明(05)の前段階として意味が大きい。韓中首脳会談の最も意味のある成果は、北朝鮮の核・ミサイル開発と対南戦争挑発をこれ以上容認しないという中国の確実な対北朝鮮メッセージだ。

 
金永熙(キム・ヨンヒ)論説委員


【コラム】北朝鮮非核化vs韓半島非核化(1)

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