金正恩体制発足後、初の米朝接触…北の要求は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.23 08:34
昨年末の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去で先送りされた米朝高官級協議が23日に中国・北京で開かれる。金正恩(キム・ジョンウン)体制スタート後、北朝鮮が初めての外交交渉テーブルに出てくるという点で今回の会談は韓米両国に北朝鮮の新指導部がどのように作動しているかを確認する機会となる。
外交通商部当局者は22日、「通常2日にかけて開かれる会談が1日に縮小されたのも今回の会談が(互いにかけひきする)交渉ではなく探索段階ということを示唆する。北朝鮮が非核化事前措置に回答できるかを見るということだ」と話した。
米国務省のデービス対北朝鮮政策特別代表が率いる米国代表団はこの日北京に到着した。この前日の21日に北京首都空港に到着した北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務省第1部長は会談見通しについて、「われわれは待つだろう(We will wait)」と話したと中国中央テレビが報道した。北朝鮮への食糧支援など北朝鮮側の要求に米国が先に前向きな姿勢を見せることができるという意味と解釈される。米朝双方は22日に実務陣レベルの事前接触をした後、会談形式と日程、議題などを調整した。