주요 기사 바로가기

「AIの目」で復活したソニー、イメージセンサーで年1000億円稼ぐ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.29 09:39
0
ソニーの吉田憲一郎副社長は先月28日の業績発表で今年をソニー「復活の年」と宣言した。熊本地震と映画事業不振の余波で昨年の業績は振るわなかった。しかし今年は5000億円の営業利益を上げると自信を示した。ソニーの72年の歴史上2番目に高い水準だ。

ブルームバーグは「証券業界がみるソニーの今年の予想営業利益は5070億円。これは20年来の高水準」と報道した。

 
ソニーが今年の業績向上を壮語する理由はスマートフォンなどに使われるイメージセンサー市場の好況のおかげだ。イメージセンサーはコンソールゲーム機の「プレイステーション4」とともにソニーの業績を牽引する見通しだ。スマートフォン用カメラに使われるイメージセンサーは人の表情など被写体の動きを感知して撮影できるように助ける。光信号を電子信号に変える技術だ。微笑を浮かべれば自動で写真を撮影するのがイメージセンサー技術の一例だ。

ソニーはアップルのiPhoneに使われるセンサーを納品している。ソニーの昨年の世界市場でのシェアは売上額基準で44.5%に達する。2位である18%のサムスン電子を大きく上回っている。ソニーは今年ドル当たり円相場が110円水準を継続するならばイメージセンサー事業だけで1000億円の営業利益を出せると期待する。

ソニーは2013~2014年に業績悪化に苦しんだ。映画や音楽などコンテンツ事業を復興させ、スマートフォン、テレビ、パソコン、デジタルカメラなどハードウェア販売を増やすという中長期計画である「ワンソニー」を掲げて苦労をした。独自のプラットフォームなしでコンテンツ部門を成功させるのは難しかった。テレビなどハードウェア分野は韓国や中国などに押され不振を免れなかった。

しかしイメージセンサーがドル箱に成長し業績が大幅に改善された。ソニーは人工知能(AI)技術の目の役割をするセンサーに注目した。2015年に証券市場での公募で調達した4000億円の大部分をイメージセンサーに投資した。人のようににおいをかいだり触覚を感じられないAIが周辺環境を認識するには高い水準のセンサー技術が必要だ。このためにソニーは非メモリー半導体部門の回路技術研究に集中してきた。

ソニーの平井一夫最高経営責任者(CEO)は23日の記者会見で、「日増しに重要になるイメージセンサー事業をどのように拡大するかが課題。デジタルイメージングのほかに工場自動化と自動車用事業を拡大する」と明らかにした。

最近世界的に虹彩・指紋認識、粒子状物質感知など多様なセンサー技術が登場している。日本のオムロンは自動車ドライバーの集中力を判断できる技術まで開発した。特に自動運転車の場合、1台当たり30個以上のセンサーが必要で、需要も大幅に増える見通しだ。

最近ソニーの株価が4000円を突破し、時価総額が5兆円台に上昇したのもセンサー技術に対する期待感のためだ。ソニーと売り上げが同水準の三菱やパナソニックの時価総額は3兆円台だ。

非メモリー半導体部門世界1位であるインテルも今年車両用自動運転システムを開発するモバイルアイを153億ドルで買収するなどセンサー競争に飛び込んでいる。

サムスン電子もシステムLSI事業部を中心にイメージセンサー専従組織を新設するなどセンサー市場拡大に備えている。この会社は先月27の日カンファレンスコールで「増加する需要に対応するため京畿道華城(キョンギド・ファソン)の11ラインの一部をイメージセンサー生産ラインに転換する」と明らかにしている。

しかしサムスン電子を除いた韓国企業はセンサー産業で一歩遅れている。自動ドアを開閉したり温度を測るなどの単純なセンサー技術がすべてだ。立体空間を認識したり事物の微細な動きを把握する高級技術はほとんど輸入に依存している。高級センサー技術を確保するには非メモリー半導体のチップセット・モジュール技術をともに開発しなければならない。多様な周辺環境を認識する演算が必要だからだ。しかし多くの韓国センサー企業が零細で、技術開発に困難を経験している。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP