植民地時代を歪曲しているとして物議をかもした小説「竹の森遠く(韓国題:ヨーコ物語)」を教材として使用しないという米国の学校が増えている。 「韓国人を加害者、日本人を被害者として描写したこの小説が歴史的真実を歪曲する恐れがある」という韓国人保護者の抗議が相次いでいるからだ。
ボストン総領事館側は22日、「マサチューセッツ州カトリックメモリアル中学・高校が先週、この本を教材から除くことを決めた」とし「教材として使用するのは不適切と判断したようだ」と明らかにした。 これに先立ち同州のフレンドシップアカデミーも同じ措置を取ったという。
ある韓国人女子学生の登校拒否運動で注目されたニューヨークのライカントリーデー中学も昨年9月、この本を推奨図書から除いた。 テキサス州コッパーズ・クリスティー・カウンティーのハムリン中学とロードアイランド州モゼブラウン中学・高校もこれに賛同した。