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<チャイナインサイト>韓中THAAD葛藤…「罪は化物が作り、雷は枯れ木に落ちたようなもの」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.27 15:21
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--中国はロシアとともに北朝鮮に対する制裁を緩和するべきだと言っている。このような主張は時期尚早ではないか。

「制裁の目的に関連し、中ロと米国の間に認識の違いがある。米国は制裁を通じて北朝鮮に核兵器を放棄させることができると考えている。一方、中ロは制裁の目的が北朝鮮を非核化過程に逆戻りさせるものだと考えている。現在、北朝鮮は非核化意思を明らかにし、非核化交渉が始まった状態だ。それなら交渉の基本原則である『同時行動』に則って非核化の進展に合わせて国際社会もまた制裁を緩和するべきだろう」(畢穎達氏)

 
「北朝鮮が段階的に非核化をするなら制裁解除も段階的にすればよい。したがってロードマップをしっかりと組むことが重要だ。制裁緩和をすべて拒否するよりも、これを非核化のカードとして使うべきだ。非核化が中断されればすべてのことが原点に戻りかねない点も、北朝鮮にしっかりと認識させなければならない」(朴東勲氏)

--ドナルド・トランプ米大統領は今年5月、2回目の中朝首脳会談が行われたあと北朝鮮の態度が変化したが、背後に中国があると指摘したことがある。

「トランプの言葉に大きな意味を置かないでほしい。中国を極端に圧迫する策略の一つにすぎない。トランプの言葉を信じて中国を妨害屋と考えることは『良いことでは中国を考えず、悪いことが起きれば中国を恨む』という心理が反映されている側面がある」(鄭継永氏)

--中国と北朝鮮が1961年に締結した「中朝友好協力および相互援助条約」は20年ごとに更新される。2021年が次の更新年度だが、引き続き持続するか。

「更新の有無は中朝双方の意思にかかっているが、ここには多くの要素が影響を及ぼしている。韓半島に真の平和体制が構築されたか、韓米同盟の持続しているかどうかなど。多数の韓国メディアは韓米同盟を不可欠なものとみている。これは第三者を狙ったもので、第三者は当然安保懸念を抱くようになる。このような点から見ると、中朝条約は更新の可能性が高い」(畢穎達氏)

「おそらく持続するだろう。修正されないだろうと思う」(鄭継永氏)

--先月、日本の安倍晋三首相の訪中時、習主席と李克強総理がともに食事の接待をしながら歓待した。一方、昨年韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年訪中した時は「ひとり飯」論争が起きたが。

「一国の指導者の訪問に伴う儀典問題は両国が細かく相談して決める。冷遇は存在しえない」(朴東勲氏)

--THAAD葛藤が2年を超えた。韓国では依然として不利益を受けているという声が高い。

「THAADの後遺症はまだ存在する。韓国が文化・観光分野で影響を受けたとすれば中国は政治・軍事領域で損失を受けたと認識している。米国がTHAAD配備を公論化させたのが2014年6月である点に目を向けるべきだ。まさに習近平主席の訪韓1カ月前だ。米国は韓中関係の密着を警戒してきており、その一環としてTHAAD配備のために韓国に圧力を加えた。北朝鮮はこれまでおよそ70回ものミサイル発射を行い、韓国は結局、弾劾政局でTHAADを配備した。THAAD問題は南北米の政治行為者らの複雑な利害関係の結果と考えるべきだ。THAAD葛藤で損失を被ったのは韓国と中国だけだ。罪は化物が作り雷は枯れ木に落ちた(=悪いことをしてそれによって利益を受ける人と被害を受ける人が別にいる)ということだ」(朴東勲氏)

--韓中は修交26年の間に酸いも甘いもすべて経験した。今後の韓中発展のために助言するとしたら。

「相手を苦しめるような事案を無理に相手に強いてはいけない。互いの核心利益を尊重しなければならない。そして互いに高すぎる期待をしない姿勢が必要だ」(鄭継永氏)

「相手に対する過度な期待がかえって失望感を倍加させた。議題よりも形式に気を取られていた結果だ。今後、韓中は互いに利益となる接点が何かを悩まなければならない。イベント性の交流ではなく、実務的レベルでコツコツと協力していく姿勢が必要だ」(朴東勲氏)

「両国間に現実的に存在する問題を回避するのではなく勇敢に対抗するべきだ。積極的な交渉を通じて知恵を集めるべきだ」(畢穎達氏)


<チャイナインサイト>韓中THAAD葛藤…「罪は化物が作り、雷は枯れ木に落ちたようなもの」(1)

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