換気扇ない地下で火災…韓国・金浦の工事現場4人死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.12 08:34
京畿道金浦(キョンギド・キンポ)の住宅商店複合建物の工事現場の地下で火災が起こり4人が死亡、2人が重傷を負った。死傷者6人全員が日雇い労働者だった。
11日金浦警察署や金浦消防署などによれば10日午後1時38分ごろ金浦市場基洞(チャンギドン)の住宅商店複合建物の地下工事現場から出火した。火は地下1階と2階に燃え広がり約50分後に鎮火したが、消防署の推算で約6500万ウォン(約600万円)の財産被害を出した。この事故で地下にいた作業班長イさん(46)と作業員3人ら計4人が亡くなった。カンさん(61)ら2人も意識不明の重体で病院に運ばれた。イさんら死亡した3人は地下2階ホールで、もう1人の死亡者ピョンさん(45)とカンさんら重傷者2人は地下1階の階段近くで発見された。
火災が起こった建物は地上9階・地下2階など延べ面積1万5900平方メートル規模の住宅商店複合建物だ。昨年12月に着工し2017年1月に完工する予定だった。事故当日この建物にはイさんらを含め計42人が作業中だったが、地下にいたイさんら6人だけが被害にあった。彼らと共に作業していたキムさん(47)は「地下2階で配管作業をしていて地上に上がり水を飲んでいたら突然地下1階から火がふき出した」として「消火器で鎮火しようとしたが火が大きくなって避難した」と話した。