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<マラソン>ケニア出身の韓国帰化選手、東京五輪の道へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.21 15:51
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ケニア出身の帰化マラソンランナー、オ・ジュハン(31、ケニア名、ウィルソン・ロヤナエ・エルペ)に東京オリンピック(五輪)への道が開かれた。

大韓陸上連盟は20日、国際陸上連盟(IAAF)からオ・ジュハンが3月7日から韓国代表として国際大会に出場できるという通知を受けた。IAAFは2018年7月の理事会で、帰化選手の国家代表出場可能時点を「IAAF承認申請から3年後」に強化した。オ・ジュハンは昨年9月に最終的に韓国国籍を取得したため、原則的には国際大会に3年間出場できない。このため大韓陸上連盟はオ・ジュハンの記録も3年間猶予することにした。

 
しかしオ・ジュハンは2015年から韓国マラソンの発展のため帰化を推進し、韓国陸上チーム(青陽郡庁)所属で活動してきたという内容をIAAFに説明した。これをIAAFが受け入れて「該当国または領土に3年間居住した場合」を認め、オ・ジュハンは国家代表として国際大会に出場できると決定した。大韓陸上連盟側は「オ・ジュハン選手は3月7日から、国家代表選抜基準を満たす場合、太極マークを付けて出場することができる。2020年東京五輪など各種国際大会にも出場が可能」と伝えた。

オ・ジュハンは昨年7月31日、優秀人材特別帰化対象者に選ばれ、9月に最終面接を経て大韓民国の国籍を取得した。昨年12月には法的手続きを踏んで青陽呉氏の始祖になった。ジュハン(走韓)という名前は「韓国のために走る」という意味だ。

オ・ジュハンの自己ベスト記録は2016年3月のソウル国際マラソンでマークした2時間5分13秒。2000年の李鳳柱(イ・ボンジュ)の韓国記録(2時間7分20秒)より2分ほど速い。韓国選手では2004年のチ・ヨンジュン(2時間08分54秒)以降、2時間10分以内の記録を出した選手がいない。今年の世界選手権の基準記録は2時間16分00秒、2020東京五輪の基準記録は2時間11分30秒だ。

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