韓経:<韓国地震>地質基礎研究不足…続く余震に不安(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.17 10:48
慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)で今月15日に発生したマグニチュード(M)5.4の地震で韓国全体が混乱に陥ったが、正確な原因の分析さえ出てこないため国民の不安が高まっている。今回の地震は梁山(ヤンサン)断層帯が通っている所から9キロメートル離れた地域で起こったたが、今まで知られていなかった新しい断層で地震が発生した可能性も提起されている。震央の深さに関しても韓国気象庁は地下9キロメートルだと把握しているが、韓国地質資源研究院は地下5~10キロメートルの深さだとみている。M6以上の地震の可能性はないのか、他の地域は安全なのか十分な分析が難しい実情だ。
専門家らは韓半島(朝鮮半島)の地質基礎研究が不足しているため、このように地震原因の分析および予測の難航に直面していると指摘する。防災に先立ち災難が起きる土地の地中の状況からよく把握しておくべきだが、これに対してとても無知だということだ。