【コラム】開天節の行事会場に集まっていた日本の要人、どこへ行ったのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.20 09:32
3日夕方、東京紀尾井町のニューオータニホテル宴会場「鶴の間」。
駐日韓国大使館が主催した開天節(建国記念日)の慶祝行事場所に取材車が入った瞬間、驚いた。あまりにも寒々としていたからだった。来場者の公式集計は990人。だが代理人を通じて名刺だけ渡した「挨拶の実績」を残して消えた人たちをのぞけば300~400人足らずのように見えた。その上、大部分は韓国側の人物だった。
民主党政権だった2010年、ニューオータニの行事は大変な賑わいだった。出席者があまりにも多く集まって前方に出て行くのが難しいほどだった。公式集計1300人余り。数字に水増しはなかった。格も違っていた。鳩山由紀夫・元首相、仙谷由人・官房長官ら政界の核心人物らがみな集まった。2011年には玄葉光一郎・外相が参加した。「私は毎年映画を20本程度見ますが、そのうちの半分は韓国映画です。最近では特に『冬の小鳥』(韓国名『旅行者』)を見てとても感動しました」。なじみのうすい映画まで取り上げて「韓国礼賛論」を繰り広げる玄葉外相に、韓国側の出席者は歓呼した。