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【取材日記】韓国旅客船沈没…駆け付けるボランティアメンバー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.23 16:20
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「私も1年前の事故で息子を失いました。子供を手放した親たちの痛みが誰よりもよく分かります」。

光州(クァンジュ)に住むチェ・ビョンシクさん(58、自営業)は20日の朝早く、全羅南道珍島郡(チョンラナムド・チンドグン)の室内体育館を訪れた。約30万ウォンでミネラルウォーター500ミリリットル30箱を購入して1トントラックに載せてきた。子供を探せず気が焦る親たちの、のどの渇きでも解消できればと言った。チェさんは「セウォル号の犠牲者の大部分が高校生だというニュースを見て胸が痛み、まんじりともしないで夜を明かした」と話した。

 
セウォル号不明者家族の臨時の滞在場所である珍島体育館には、ボランティアメンバーの行列が5日後も続いている。珍島・安山(アンサン)はもちろんソウル・釜山(プサン)・済州道(チェジュド)など全国あちこちから押し寄せる。全国民が犠牲者家族を助け、悲しみを分かち合おうと心を1つにしたのだ。

ボランティアメンバーは家族や友達同士で三々五々訪れた。企業や社会団体も多い。彼らは息子・娘の名前を呼んで嗚咽する親の手を握る。傷心が大きく、器さえ持てない母親に食事を食べさせるボランティアもいる。また失神した高齢女性のところに駆け付けて腕や足をもむ。また、食べ物はもちろん靴下・下着など服類や寝具類まで提供している。

珍島体育館と彭木(ペンモク)港には1000人余りの不明者家族がいる。ほとんどが事故の知らせを聞くやいなや身1つで駆け付けた。下着もまともに着替えられなかった。今はボランティアメンバーのおかげで不便が減った。

高校生ボランティア申請者も一日数十人にのぼる。だが現場の受付センターでは、行方不明になった生徒たちと同じ年頃の子供たちなので、ややもすると家族の心の傷がさらに深まる可能性があるとして参加を引き止めている。

セウォル号の惨事以後、不明者家族は政府の不十分な対応や災難管理システムに憤っている。潜水要員や装備の到着が遅くなって救助時期を逃した上に、乗船人数さえ正確に把握できないなど危機管理における総体的な問題を露呈した。

こうした中、全国から駆け付けた数多くのボランティアメンバーは慰めになっている。小学生・中学生が送ってきた「お姉さん、必ず生きて帰って来て下さい」「お兄さんたち、死んではいけません」など希望のメッセージは家族にまで感動を与えている。

おい(めい)を探しているキム・ジョンソンさん(46)は「政府が家族の怒りを助長している。もうこれ以上、政府に期待することはないようだ」と言った。大型惨事が出るたびに似たような状況が広がった。政府は数多くの対策を出したが、それ以後変わったことはなかった。国民が公権力を信じることができず、ボランティアメンバーなどに頼ったり自ら対策を用意したりする状況が、いつまで繰り返さなければならないのだろうか。

チャン・デソク社会部門記者


【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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    2014.04.23 16:20
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    救世軍慈善鍋本部のボランティアメンバーが19日、珍島の彭木(ペンモク)港で炊き出しをしている。
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