【取材日記】“ベテラン”に敬意表わす米国人がうらやましい理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.31 15:54
28日(米国時間)、米国東部を縦断した韓国人国家功労者1級重傷痍勇士会“希望のハンドサイクルチーム”(パク・サングン団長)がメリーランド州の村の急な上り坂を越えた。彼らは米国の韓国戦争参戦に感謝の気持ちを伝えるために、ハンドサイクルで6泊7日間、米国東部縦断に出た。22日に国連本部を出発して停戦60周年記念行事が開かれたワシントンを経て、縦断コースの最後に近づいた折だった。彼らがしばらく休息をとるために小さな建物のそばの駐車場にハンドサイクルを立てていると商店の中から40代の白人男性が出てきて何の行事なのかと尋ねた。
一行は「韓国戦争に参戦した軍人が、米国や国連軍に感謝する気持ちを込めて米国東部を縦断中だ」と答えた。「すばらしい」という言葉を連発した彼は、店からしわくちゃになった現金500ドルを持ってきて「あなた方の勇気の小さな助けになりたい」と言って手渡した。小さなマットレス店の主人である米国人キャビン・ラリーの行動に、傷痍勇士らは目頭を熱くした。