“イラン産原油輸入”「心配なし」? 総選挙に向け忙しい韓国議員(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.20 08:43
郵政事業本部の粉飾決算、送電塔付近住民の焼身死亡、CNK株価操作、米国の対イラン制裁対策。19日の国会知識経済委員会(知経委)の4件だ。知経委は洪錫禹(ホン・ソクウ)知識経済部長官を呼び、これに関する緊急報告を受けた。質問はCNK、粉飾決算、焼身に集中した。政治的に‘引火性’が強い懸案だ。半面、韓国経済の‘足元の火’であるイラン産原油輸入削減はほとんど議論されなかった。
旧正月連休を控え、多くの議員が選挙区へ向かうため、全体25人のうち出席者は11人にすぎなかった。このうち原油対策に言及したのは民主統合党所属の金栄煥(キム・ヨンファン)委員長とハンナラ党の金在庚(キム・ジェギョン)議員だけだった。金議員は一言投じた程度だった。この日、外交通商統一委員会も朴錫煥(パク・ソクファン)外交部第1次官を呼んだが、CNKを主に扱っただけで、イラン原油にはほとんど触れなかった。ハンナラ党のある外交通商委員は「最近は党の刷新と選挙区のことで頭がいっぱいで、原油問題まで考える暇はなかった」と話した。