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<WBC>金寅植監督「代表チーム、時差が大きな問題」

2009.03.12 16:50
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アジアラウンド1位で米アリゾナ州フェニックスに移動した韓国代表チームの金寅植(キム・インシク)監督は12日(以下、韓国時間)、最初の練習試合サンディエゴ・パドレス戦を終えた後、「何よりも時差が最も大きな問題だ」と語り、予想外の心配を表した。

 
以下は一問一答。

--今日のサンディエゴ戦で重視した部分は。

「投手については、これまで試合に出ていなかった選手を起用した。 日本戦で連打を許した金広鉉(キム・クァンヒョン)の調子がある程度上がってきたので、確認する意味で先発させた。 呉昇桓(オ・スンファン)はこれまでのうち今日が最も良かった。 しかし高めの球が打たれていた。 これまで捕手には朴勍完(パク・キョンワン)が入っていたが、負傷もあるので姜珉鎬(カン・ミンホ)を使った。 選手のコンディションがあまり良くないため、早めに交代させるしかなかった」

--選手のコンディションが良くないのか。

「ハワイから日本入りした時に比べると大きく違う。 日本へ行った時は時差を感じなかったが、 フェニックスに到着してからは多くの選手が時差に苦しんでいる。 明日、LAドジャースと練習試合をした後、サンディエゴへ行く。その時には何よりも選手の体調が回復していなければならないが、それが心配だ。 今は誰が好投したかではなく、体調を一日も早く整えることが最も重要だ」

--明日のLAドジャース戦の構想は。

「みんな少しずつでも投げなければいけない。 今日よりも力のある投手が出ることになるだろう。 先発には張ウォン三(チャン・ウォンサム)が出る」

--第2ラウンドの相手がキューバとメキシコに決まった。 どちらと対戦するのが有利か。

「一般的にはキューバがやや強いと考えられているようだが、 私たちの判断ではメキシコとキューバにはほどんど差がない。 メキシコにもメジャーリーグの選手が多い。重要なのは韓国戦でどんな投手が出てくるかだ。 同じく韓国チームもどの投手をどの試合に使うかを考えなければいけない」

--金広鉉は今日の練習試合でも不安な点が見られた。

「金広鉉と柳賢振(リュ・ヒョンジン)が先発で登板するが、WBCは先発の重要性が落ちる大会方式だ。 もちろん先発は好投しなければいけないが、力が落ちてくればすぐに交代させる」

--打線が回復する兆しは表れているか。

「いま最も重要なのは、さっき話したように選手の体調だ。 米国入りしてから時差の問題が深刻になっている」

--投手陣に問題があるなら。

「金広鉉を見れば分かるように、高いところから入ってくるスライダーは打たれる。 ボールを低めに集める必要がある」

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