【現場から】金大中と小渕にはあって、文在寅と安倍にはないもの(1)

【現場から】金大中と小渕にはあって、文在寅と安倍にはないもの(1)

2018年05月21日08時54分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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19日、東京の慶應義塾大学三田キャンパスで開かれたセミナー「新しい局面を迎えた韓日協力」で、北朝鮮核問題と韓日安保協力をめぐり参加者が討論をしている。
  「金大中(キム・デジュン)-小渕宣言をしっかり読めば、宣言を記念するのではなく、そのまま実践すればいいことが分かる。実践だけでも多くの問題が解決される」〔沈揆先(シム・ギュソン)ソウル大学言論情報学科基金教授)

  19日午後、東京の慶應義塾大学三田キャンパスで開かれた「新しい局面を迎えた韓日協力」セミナーの途中で出てきた発言だ。

  慶応大学現代韓国研究センターと両国の学者・専門家間のネットワークである「セト(SEOUL-TOKYO)フォーラム」が共同主催したセミナーの主なテーマは、北朝鮮の核・ミサイル問題解決過程で韓日両国がどう協力するかだった。

  ところで、発表者の中で「1998年に発表された『21世紀新しい韓日パートナーシップ宣言』(金大中-小渕宣言)20周年を迎えた今年を韓日関係改善の機会にするべき」(西野純也慶応大教授)という主張が出ると、沈教授が自身の意見を表明した。

  両国の政治指導者が主張するように、20年前の宣言を記念したり新しい宣言を発表すると騒いだりするのではなく、この宣言を忠実に守ることが重要だという意味だ。

  実際、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相は、最近に入って金大中-小渕宣言20周年に何度も言及している。

  文大統領は8日付読売新聞のインタビューで、「未来志向の韓日関係構築に向けた解法は、『金大中・小渕共同宣言』の精神に立ち返り、それを継承、発展させていくことだと信じている」とした。

  安倍首相も、今月15日に東京で開かれた韓日経済人会議で「日韓パートナーシップ宣言に署名してから20周年に当たる記念すべき年だ。10月の20周年に向けて新たな日韓関係の姿を検討するよう、文在寅大統領と共に両国の当局に指示した」と明らかにした。

  少子高齢化やエネルギー・環境問題など未来の共通課題に対する協力を含め、新たな韓日関係のビジョンを盛り込んだ宣言を検討しているということだ。

  だが、言葉では「過去の20年より新しい20年」「未来志向の韓日関係」云々しているが、現実は反対方向に向かっている。

  慰安婦合意の再検討をめぐる影響で、年初に韓国が北朝鮮との対話を推進すると、日本は「国際社会全体が北朝鮮への圧力を主張しているのに、なぜ韓国だけが北朝鮮との対話を主張するのか」とコリアパッシングに乗り出した。

  その後、南北・米間の対話の雰囲気が熟すと、今度は韓国が「米国だけ信じて圧迫云々していたのに、いい気味だ」とし、ジャパンパッシングを内心楽しんだ。

【現場から】金大中と小渕にはあって、文在寅と安倍にはないもの(2)

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