<韓国人口5千万人守ろう>穴空いた子供の世話(上)…離職する母親3万人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.22 15:15
ソウル中浪区(チュンナング)のパク・ソンオさん(40、女性、ピアノ講師)は昨年8月に教室をやめた。小学校1年の息子の2学期の始業を控えてのことだ。どうにかして仕事を続けながら子供の面倒をみようとしたが、1学期を終えて両手をあげた。学校の授業が午後1時に終わると子供は学童保育に行ってテコンドー教室を経て午後5時40分ごろ帰宅した。
祖母が子供を見ている間にパクさんは午後6時に帰宅し、子供の夕食を準備した。皿洗いなど家事を終えると午後9時。それから書き取りなどの宿題を見ると10時を過ぎることもあった。子供もパクさんも大変だった。保護者総会、公開授業、面談などでいつも学校に行った。保育園に初めて入った2人目の子供(4)まで世話をすると体重ががっくり落ちた。パクさんは「子供に申し訳なくて、とても手に負えなかった」と話した。結局キャリア20年の講師生活をやめた。