【時視各角】戦争を決心してこそ戦争はない=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.18 18:20
多くの人々はこうした案に反対する。 戦争になれば韓国の犠牲があまりにも大きいということだ。 しかしこうした懸念は行き過ぎた敗北主義になることもある。 北朝鮮が反撃できるだろうか。 おそらくできないだろう。 北朝鮮は03年3月を記憶している。 米国がバグダッドをどう攻撃し、フセインがどう崩壊したかをよく知っている。
韓国は歴史を省みながら、軍事的な選択の可能性を冷静に考える必要がある。 ウィキリークスによると、08年4月に金泳三(キム・ヨンサム)元大統領はバーシュボウ大使にこう述べたという。 「1994年にクリントン大統領が北朝鮮寧辺核施設に対する攻撃を望んだが、私が引き止めた。 振り返ると、攻撃するのがよかったかもしれない」。金元大統領は決断を下せなかったことを後悔しているのだ。