北朝鮮「宇宙征服の活路を開く」…ICBM発射を示唆
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.10 11:26
北朝鮮の労働党創建日(10月10日)71年を翌日に控えた9日、平壌(ピョンヤン)は比較的静かだった。大規模な閲兵式や中央報告大会を準備する兆候はなかったと、複数の政府当局者が伝えた。今回はいわゆる「整週年(0または5で終わる年)」ではないが、金正恩(キム・ジョンウン)「労働党委員長」になって初めて迎える党創建日だ。政府は今回の党創建日の前後に北朝鮮が追加の核実験や長距離ミサイル発射を強行する可能性が高いとみて対応態勢を強化してきた。北朝鮮が10年前の2006年に最初の核実験強行日に選んだ日も党創建日を翌日に控えた10月9日だった。
金正恩委員長は10日、金日成(キム・イルソン)主席・金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体が安置された錦繍山太陽宮殿参拝で日程を始める可能性が高い。金正恩委員長は党創建70年を迎えた昨年10日0時、参謀とともにここを参拝した後、KN-08大陸間弾道ミサイル(ICBM)と「核リュック部隊」を登場させた閲兵式で肉声の演説をした。