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【コラム】フィンランド、今では韓国の反面教師(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.05.18 17:56
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強小国のモデルとして見られていたフィンランドは、さまざまな面で韓国が処している状況と似ている。言いかえれば韓国もいくらでもフィンランドと似たような境遇に陥るという意味だ。

まず地政学的に似ている。フィンランドは強大国ロシアと1340キロに及ぶ長い国境で接しており、韓国は中国や日本などスーパーパワーの間に挟まれている。フィンランドが「ロシアリスク」を抱えているように、私たちも「チャイナリスク」を考慮せざるをえない。韓国の最大貿易国である中国が少しでも不安定になれば、その影響はそのまま韓国に差し迫ってくる恐れがある。

 
韓国経済において絶対的な比重を占めているサムスンをはじめとする大企業が、ノキアのようにならないとも限らない。ノキアだけでなく日本のシャープのような世界的企業が没落していく過程を韓国は数多く見守ってきた。韓国の主力産業である造船・鉄鋼・化学も競争国からの挑戦を受けている。一部業種では中国につかまるのも時間の問題だという主張も出てくる。

油断しているとフィンランドの前てつを踏みかねない。まだ先進国の門の敷居に入ることもできない韓国が、フィンランドのようにマイナス成長に向かうことは災難だ。1人あたりGDP3万ドルに至らない韓国は牛を失うことのないよう牛小屋を厳重に修理しておかなければならない。危機の前兆はすでにあちこちで表れている。企業家に会ってみれば誰もがそのような心配をする。危機を感知しているという話だ。

問題は官僚と政治家だ。彼らは国の経済よりも、自分たちのパイや党利党略が危うくなって初めて危機だと認識するようだ。リーダー層の認識がその程度ならば、強小国になるのは難しくても弱小国になるのは一瞬だ。

ハン・ギョンファン外交・安保エディター(中央SUNDAY第427号)


【コラム】フィンランド、今では韓国の反面教師(1)

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