韓銀総裁「量的緩和縮小による新興国の不安時は、先進国にブーメラン」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.27 10:40
「新興国の経済不安が先進国にブーメランになって戻る可能性がある」。
金仲秀(キム・ジュンス)韓国銀行総裁が、量的緩和(QE)の縮小を前に新興国と先進国間の「グローバル政策共助」を再び強調した。26日、ソウルのロッテホテルで開かれた韓国銀行と国際通貨基金(IMF)エコノミックレビュー(ER)が共同主催したカンファレンスに参加してのことだ。彼はこの日の開会の辞で「政策を遂行する時は、他国への影響を勘案しなければならない」と話した。量的緩和の縮小により新興国に入ってきていた資金が一度に引き出されて成長の勢いが腰折れになる場合、その火が再び先進国に移る“両方向波及”(two-side spillover)が起きる可能性があるという警告だ。