「韓国はレベルが高いチームだ」。

ニュージーランド五輪サッカー代表のニック・エンブレン監督は１３日、坡州（パジュ）ＮＦＣ（代表チームトレーニングセンター）で行われた記者会見で、「韓国はレベルが高くスピードがあるチーム」と評価した。 ニュージーランドと韓国は１４日午後６時、ソウルワールドカップ（Ｗ杯）競技場で親善試合を行う。

－－五輪出場の感想は。

「ニュージーランドのような小さな国が五輪という大きな大会に出場することになり、興奮している。 韓国との親善試合は、五輪の予選で十分に経験できなかった高いレベルのチームとの対戦だ。 韓国の試合はビデオを見た」

－－韓国は五輪でどれほどの実力を発揮すると思うか。

「韓国が最近カタールと対戦した試合を見た。 韓国は終始、スピードがあった。 ０－０という結果が惜しまれるほどだった。 １次リーグの各組はすべて厳しい。 メキシコ、スイス、ガボンも手強いチームだ。 はっきりしているのは、韓国はレベルが高いため、誰も過小評価はしないという点だ。 メダルに挑戦する価値は十分にあるだろう」

－－ニュージーランドの目標は。

「私たちはブラジル、ベラルーシ、エジプトが同じ組だ。 皆もが予想しているように、ブラジルは世界最高レベルのチームだ。 ブラジルとは１次リーグの最後に対戦する。 最初の２試合をうまくやってこそ、次の段階に進出する有利な位置に立てる。 私たちはアンダードッグだ。 誰もメダルを期待していないが、予想を覆して驚かせたい」

－－韓国戦に向けた意気込みは。

「勝敗の問題ではない。 五輪に出場する選手と試合を行うということ自体に重点をおく。 日本で試合をして韓国に来た。 タイトな競技力を見せるよりも精神力に焦点を置く。 ホームアドバンテージの韓国に対し、精神力で武装する機会だと考えている」

－－ニュージーランドのスタイルは。

「日本と試合をして１－１で引き分けた。 しかし日本がより良いゲームをした。 シュート数は日本が１９本、ニュージーランドが２本ほどだった。 引き分けという結果には満足だが、内容は良くなかった。 韓国戦でも守備に最善を尽くし、精神力の部分に焦点を合わせる。 ニュージーランドは２０１０南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）当時、敗戦がなかったほど精神力が強い」