三・一節特赦、政治家は除外…「セウォル号」遺族は含まれる
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.02.23 12:04
韓国法務部が三・一節(独立運動記念日)の特別赦免・復権・減刑対象者およそ4000人の名簿を22日、確定した。民生事犯を中心に集会事犯、旅客船「セウォル号」沈没事故の遺族も含まれたが、政治家はすべて除外された。
朴相基(パク・サンギ)法務部長官と法務部の内部委員3人、外部委員5人で構成された法務部赦免審査委員会が20、21日に議論を経て決めた。法務部関係者は「政界をはじめとする市民社会から政治家に対する赦免要求があったのは事実」とし「一部は必要性に共感があったが、現時点では赦免の対象からすべて除外された」と説明した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日までに国務会議を経て赦免名簿を最終的に確定する方針だ。
今回の赦免規模は直前の2017年12月(6444人)に比べて大幅に減少した。文在寅政権に入って最初の赦免となった2017年12月には、李明博(イ・ミョンバク)元大統領のBBK実所有主疑惑を提起して公職選挙法違反で懲役1年を言い渡された鄭鳳株(チョン・ボンジュ)元議員が政治家としては唯一復権した。