韓国的ジャンル、マクチャンドラマ(2)

韓国的ジャンル、マクチャンドラマ(2)

2009年01月27日12時27分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ところでこうしたマクチャンドラマはインターネット世代の好評を得ている。極端な設定と蓋然性のないストーリーテーリング、繰り返される話に比べ過剰なほど真剣に熱演する演技者たちの温度差がパロディーの欲求を刺激し妙なカルト現象を呼び起こす。ジャンルの成長と発展だ。

  しかし一時映画界を席巻したが最近消滅を告げた「暴力団コメディー」というジャンルのように、この貧困なジャンルの勢力は想像力と創意力という言葉さえ贅沢に思える今日、韓国人の怪異な文化生活だけを寂しく照らしてくれるだけだ。同じような不倫と裏切りのようなものを扱っても家父長制と男たち、そしてそのくびきを越そうとする女たちに対する痛烈で冷ややかな通察を残したキム・スヒョンのドラマのようなものと比べてみよう。

  婚家の家族でおびただしい犠牲をしても結局そこから脱落したチャン・ソヒの復讐は、また他の女をその家族から脱落させるために対決するのだ。せっかく積み重ねて来た女性の前向きなイメージを数十年前の地位に戻してしまうこの明白な退行と奇行のドラマをゴールデンタイムに家族全員が集まって見ながら熱狂する韓国人の夕食風景を考えて見よう。ドラマは生の模写で、同時に生を忘れさせるものならば、ドラマを通じて見える私たちの生はあまりに困窮したように見える。

韓国的ジャンル、マクチャンドラマ(1)
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